抜髄編 歯科治療ってどんなことするの? 抜歯編
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基本の操作
虫歯放置の影響
親知らずの抜歯
基本の操作
幾つかはマウスを当てると絵が動きます
空白
靭帯剥離(じんたい-はくり
その1麻酔をした後に歯頚部の靭帯を切ります。
左は小生が好んでいる探針による方法です。先生によって得意技があります。
抜く
脱臼(だっきゅう
エレベータ(ヘーベルともいう)を差し込んで脱臼させます。
これが終われば抜歯は終了したも同然。歯医者さんもホッと一息です。
抜かない
抜去(ばっきょ
その3抜歯鉗子(ばっし・かんし)で歯を取り出します。
抜歯というとよくヤットコでグイグイとムシり取るのを想像しますが、通常は摘み上げるだけ。ほとんどは脱臼の時点で抜けてます。
優しくしてね。
山本麻里安と桃井はるこが好き。
虫歯の放置で抜かなければ,ならなくなってしまった。・・・
でも放置後の抜歯は決して楽ではありません。その理由とは

歯冠崩壊
抜歯の際、器具は歯に沿わせて差し込むと無理なく楽に処置できます。つまり歯が崩壊しすぎているとそれだけ時間がかかったり、周囲への負担が増えるので治りも悪くなりやすいのです。
歯は抜かないに限る
埋入(まいにゅう
根だけになってしまって歯肉に埋もれた状態だと、歯肉を切開してから抜歯しなければならず、その分出血が多くなり、エレベーターもかけづらいので施術がむづかしくなります。
骨吸収や病巣の放置
歯周病による骨吸収を放置したり、何度も腫れて膿が出るのを放置すると骨がなくなり、治りが著しく悪くなったり、大きくへこんだりしちゃいます。
抜く時期を見誤ると大変な事になるかも
骨癒着(こつ・ゆちゃく
歯根膜炎を繰り返し放置したり、何度も治療すると歯と歯槽骨が癒着する事があります。それ自体は症状がなければ問題はありませんが、抜く際には大きな問題になります。場合によっては歯槽骨の一部を削る事もあるので、痛みや腫れが出やすくなります。

親知らずの抜歯

下顎

上顎

pt-1

pt-2

pt-3

pt-4
親知らず(智歯)は十分なスペースがあれば他の歯と同じ様に生えるのでしょう。しかし実際には形態的にも位置的にも多くのバリエーションがあり、それぞれのケースによって抜歯の方法(難しさ)も変わります。
一般的に下の智歯は手前に傾き、上の智歯は後ろに倒れる傾向が強いようです。中にはpt-4のように顎の内側(上顎は外側が多い)に倒れる場合もあります。
また、下顎の埋伏智歯には下顎神経に接近している場合があり、抜歯の際には十分な注意が必要になります。
実際には下のようなレントゲン像になります。

智歯の下に見える黒い筋が下顎神経です。
手前の歯が智歯の影響で虫歯になってます。


判りづらければ画像にポインターを置いてください
親知らずの抜歯の一例(ポインターを当ててください)
これは分割抜歯です。
小生はできるだけ歯肉の切開を小さく抑えるために、二つに分けて出す方法を基本しています。が、
大学で習う基本は『大きく開いて術野を明視する』です。
これは先生によって得意技があるので、お任せしましょう。