| SARSコロナウイルスに対する消毒剤(抜粋) |
| .加熱滅菌 〇高圧蒸気(オートクレーブ)滅菌(121℃、20分) 〇乾熱滅菌(180〜200℃、1時間あるいは160〜170℃、2時間) 〇煮沸消毒(98℃以上、15分以上) 薬剤による滅菌・消毒 〇次亜塩素酸ナトリウム 確実な殺ウイルス作用を期待するためには0.1%(1,000ppm)以上30分以上の作用が有効である。 布、金属に対して腐食性があり、有機物が付着していると効果が低下する。 リネンには0.1%で30分浸漬後水洗、食器などには水洗後0.01-0.02%で5分以上浸漬する。 排泄物の消毒には0.1-1%濃度が有効である。 〇消毒用エタノール(約80%) アルコール系消毒剤として、イソプロバノール(70%)が使用されることもあるが、ウイルスに対する効果はエタノールより劣っている。 手指の消毒には速乾性皮膚消毒剤の利用頻度が高い。 (例:商品名ウエルパス、ヒビスコールなど;塩化ベンザルコニウム又はグルコン酸クロルヘキシジン、エタノール、界面活性剤、湿潤剤含有) 〇グルタルアルデヒド(2%、pH8) 刺激が強いため人体には使用できない。 器具の消毒には血液や体液を十分に除去した後、2%グルタラール液に1時間浸漬の後、十分に水洗する。 排泄物や体液の消毒には2時間以上浸漬する方が確実である。 床の消毒には0.2%液で清拭し、30分以上放置の後、水拭きする。 内視鏡の消毒などには、3%液での15分消毒が過程に組み込まれていることがある。 消毒にあたっては保護具の使用、換気が必要である。 〇ホルムアルデヒド (液体:1-5%溶液、ガス:1m3あたりホルマリン15ml以上を水40ml以上と共に噴霧又は蒸発させ、7-24時間): 液体は医療器具の浸漬消毒あるいは清拭に用いる。 室内の殺菌をする場合にガス状にして使用することができるが、毒性、刺激性が強い。 〇エチレンオキサイドガス 濃度約500mg/L、55-60℃、3時間以上処理。中央材料室などで非耐熱性器具等の滅菌に利用する。 その後のガス残留がないように注意する。 吸入すると気道の炎症や吐気、めまい、神経症状を起こし、催奇性、発癌性のリスクも指摘されているため、十分に換気することが必要である。 〇ヨウ素系消毒剤(ヨードホール) ヨウ素とキャリア(非イオン系界面活性剤)の複合体を作り、水溶液としたものである。 アルカリ性になると効果がなくなり、有機物の混在によって効果が減弱する。 手術部位の皮膚消毒には10%溶液、10%エタノール液が用いられる。 手指、皮膚の消毒に7.5%スクラブ液も用いられる。 創傷部位の消毒には10%ゲルが用いられる。 うがいには7%濃度のものを添付書類の指示に従って希釈し用いられる。 高濃度のヨウ素系消毒剤には皮膚に対する刺激作用があり、ヨード過敏症を起こすことがある。 喀痰や血液が付着していると効果は著しく低下する。 一般の金属には腐食作用があり、皮膚、粘膜、布類への着色がある。 塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン、界面活性剤 消毒効果があると考えられますが、効果が十分得られない場合が有ります。 |
| 参考:感染症情報センター |