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| 最初の痛み(沁みる) |
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最初の痛みはエナメル質と象牙質の境界部分に虫歯が達したところで起きます。
結晶化したエナメル質に対し、象牙質は活きているので痛みを伝えやすい(左図)んです。
しかし、虫歯菌毒素によって象牙質が死んでしまうと痛みは消えます。
また、象牙質は加齢とともに次第に結晶化(エナメル質とは違う形の)していきます。
そのためこの最初の痛みは感じなくなってきます。
更に、虫歯がゆっくり進んだ場合も痛みを感じないで病状が進む場合があります。 |
| 我慢せずに歯医者に行こう |
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| 歯髄炎〜歯髄壊死、歯髄壊疽 |
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ポインターを置くと絵が動きます。 |
虫歯が進行して象牙質が薄くなると、直接刺激が歯髄に届き、温度や浸透圧などで強い痛みを覚えます。
痛みがなくても刺激は歯髄を刺激し続けます。
この先の経過には2つの道があります。
1)弱い、継続的な刺激を受けると、歯髄は自らを護ろうとして象牙質を新たに作り始めます(上右図)
これを二次象牙質といいます。極端な場合は治療不可能なほど細くなってしまう場合もあります。
2)強めの刺激は歯髄を充血させ、やがて歯髄は炎症を起こします。これが歯髄炎です。 |
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歯髄炎を起こすと歯髄の中の血管が腫れ、血行不良を起こしてやがて死んでしまいます。(左図)
感染のない場合を歯髄壊死、腐敗菌が感染すると膿やガスを発生する歯髄壊疽となります。
歯髄炎は神経も圧迫するので強く鋭利な痛みを感じます。
歯髄壊死では歯髄は乾燥し、痛みは出ません。
歯髄壊疽は映画「たんぽぽ」の藤田敏八が罹ってた病気。強烈な激痛です。
映画の中の描写はかなり正確です。 |
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| 歯根膜炎〜歯肉膿瘍 |
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歯根膜炎は根尖付近で繁殖した細菌が歯根膜に波及する事で痛みを発する病気。
内圧が高まる事によって痛みますが、やがて膿を持ち、根尖病巣や膿瘍を作り、圧力が下がると一時的に痛みは消えます。が、すぐに内圧が高まって再び痛みます。
根尖病巣で出来た膿が骨を溶かし、根尖で大きな空洞を作ったものが歯根膿瘍です。
根尖病巣に留まらず、骨の溶かしながら歯肉に至ったものが歯肉膿瘍です。
骨と歯肉の間(骨の表面)には骨膜があり、歯肉に抜けた膿は最初に骨膜を骨から剥がそうとします。
この時痛みを感じます。また膿は同時に歯肉を腫れさせるので、重苦しい痛みを感じますが
歯肉の中に広がって圧力が下がると、一時痛みが消えます。
これは何度か繰り返す事もあります。
膿瘍が大きくなり、歯肉を溶かして口の中に排膿すると、再び圧が下がって痛みは消えます。
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
この経過の中で、膿が塊りにならず、骨の組織の中に広がってしまう場合を蜂窩織炎といいます。
こうなると治療がむづかしく、なおかつ長時間かかります。時には手術も必要になってしまいます。 |
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